フレンチの基礎知識を知ってレストランへ行きましょう

フレンチにはそれぞれに意味があります

フレンチレストランでは一皿ずつ料理が出されます。
一皿ずつ料理を出す事には理由があり、中世時代には料理の豪華さを演出する為にテーブルに一皿ずつ料理を出して、お客さんに対しておもてなしをしていたのです。
まとめてお皿を並べてしまうと溶けてしまったり、また硬くなったり、冷めてしまう事があったので、シェフの発案によって一品ずつ出されるようになりました。
これにより食べる物が偏ってしまう事が無くなりましたし、また温かい料理を温かいうちに食べる事が出来るようになり、このような歴史が今も続いています。
次に料理が出される順番ですが、これは調理法や使われる食材の意味があり、多くの料理をお客さんが気持ちよく食べられるように順番を考えて料理が出されています。
フレンチレストランではオードブルを最初に出されますが、このオードブルによって食欲を駆り立てられますし、また酸味や塩気があるので食欲が増していきます。

拘りがあるフレンチ

オードブルを食べてからはメインディッシュとなりますが、メインディッシュでは肉料理を思いつくかもしれません。
前菜がスープであったり、魚を使って調理している料理はオマケをイメージするかもしれませんが、シェフの考えとしては魚料理だけでなく、スープもメインと考えています。
スープを作る際にも野菜や肉の旨みを出す為にじっくりと煮込んでいき、ワンランク上のスープを作っています。
スープを飲めば体が温まりますし、スープによって胃腸の働きが良くなる為、次に出される料理も沢山食べる事が出来ます。
フレンチレストランで出される魚料理は生臭さが無いですし、氷菓のソルベを間に食べる事によって口の中をリセットします。
肉料理のヴィアンドは特にフルコースの見せ場ですし、サラダは消化を助けてくれます。

スイーツも食べてみましょう

デセールは甘いスイーツですが、このデセールは料理やお皿を片付けるという意味が込められています。
料理を食べてからスイーツを頂きますが、その際は食べ物を腸まで押し出してくれると言われています。
デセールは甘いスイーツなのでカロリーが高いですし、あまりカロリーが高いスイーツは食べたくないと考えている方がいますが、このような意味があるのでデセールも食べてみましょう。
更にフレンチレストランではコーヒーを出してくれますが、このコーヒーは胃を活発化させる働きがありますし、またリラックス効果があります。
このようにフレンチには基礎知識があるので、基礎知識を知ってからレストランを利用してみて下さい。

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